大谷翔平の3年目を超えられるか
昨オフに相当なトレーニングを積んだのだろう。下半身がどっしりした今年は2月の実戦登板から直球が160キロ台を計測するなど、球に力強さが増していた。
大谷は高卒3年目の15年に15勝5敗、防御率2.24で最多勝、最優秀防御率、最高勝率(.750)のタイトルを獲得している。佐々木朗はどんな成績を残すだろうか。
「同時期の大谷と比べて佐々木朗の方が明らかに制球力はいい。あとは1年間安定したパフォーマンスを続けられるかどうかですね。スライダー、カーブの制球を磨けばさらに投球の幅が広がる。山本由伸(オリックス)という球界を代表する投手がいますが、複数の投手タイトルを獲得する可能性は十分にあります」(スポーツ紙記者)
佐々木朗の一挙手一投足から目が離せない。(中町顕吾)