岸田首相、観光目的の入国再開時期「確定せず」 欧米など続々開放の中なぜ?海外メディアも反応

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参院選までは慎重姿勢?

   同紙では、「観測筋」の話として、入国再開に慎重な背景を次のように報じている。

「7月10日に参院選が予定されており(編注:現時点で日程は決まっていないが、「6月22日公示、7月10日投開票」が有力視されている)、前任者2人(安倍晋三元首相、菅義偉前首相)の新型コロナ対策が失策だと受け止められて(政権が)疲弊したことから、岸田氏は慎重な姿勢を取っているのだろう」

   「コロナ前」に日本人が多く渡航してきた国や地域のうち、すでに観光客の受け入れを再開し、入国時の隔離が必要ないのは米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)、フィリピン、ベトナムなど。シンガポールやマレーシアは4月に観光客の受け入れを再開したばかりだ。ただ、こういった国々は英文での陰性証明やワクチンの接種証明を求めている場合が多い。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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