今年はどんな「助言」が話題になった?
今年ツイートされたアドバイスは、冒頭で紹介したもの以外に「便利屋さんにならないためにExcelを使いこなせるなどのスキルがあることを大っぴらにしないこと」や「ブラック企業かどうかの見分け方」など、実に幅広い内容となっています。
<新社会人へ「エクセルや英語ができる」っていうのは素晴らしいことなんだけど楽に生きるためにはできない体でいた方がいい→集まる実体験の数々 - Togetter>
<新社会人の皆様にこれだけは覚えておいて欲しい『ブラック企業用語』がこちら「アットホームは本当に地雷」「"人財"っていうなら相応に扱ってくれ」 - Togetter>
こういったアドバイスのなかには、労働社会につぶされた先輩たちのダイイングメッセージとも言えるような、表にはなかなか出てこない話も共有されています。
そのほか、近年は「会社の飲み会は義務ではない、職場の人とも必要以上に関わらなくていい」というアドバイスをよく見かけますが、それを鵜呑みにしすぎると後々痛い目に遭う可能性があるという意見も注目を集めました。
こうした投稿は、すでに社会人生活が長い人にも役立つためシェアする人が多いようです。
<新社会人向けアドバイスの「飲み会出なくていい」「挨拶は義務じゃない」を鵜呑みにすると割とキツい新生活がスタートしてしまう - Togetter>
新社会人向けアドバイスが毎年盛り上がる理由として、次の3つが挙げられます。
・誰しも新人だったので身に覚えのあることが多く、共感されやすい
・新社会人向けながらベテランにとっても有用な情報が多く、シェアしたくなる
・SNSが普及する前はあまり表に出てこなかった貴重な情報も含まれており、発見がある
アドバイスの中には社会に出たばかりの人を驚かせるようなものもありますが、前向きにとらえることで今後の生活に活かせるのではないでしょうか。以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。次回もお楽しみに。