「まだ坂上の方が良かった」
放送初週を終えた番組。ツイッター上で目立ったのは、不評の声だ。
「ビックリするほどつまらない」
「ダラダラし過ぎじゃない?」
「申し訳ないけど全然面白くない」
批判の中で引き合いに出されているのが、前任番組の「バイキング」だ。「生ホンネトークバラエティ」を掲げ、出演者が激しい議論を交わすスタイルで賛否を集めたが、「バイキングの本気が結構好きだった」「バイキングの方が100倍マシ」と、ここに来てバイキング再評価の流れが起こっている。
一方で、メディア評論家の宮室信洋氏は4月7日、J-CASTニュースの取材に「アナウンサーが進行MCでは、番組の顔たり得ていない。せっかくの曜日パーソナリティをMC側に置いていないために、これが機能していません」と、「番組の顔」の不在が低評価の原因だと指摘する。
そうした中、ツイッター上で聞かれているのは、バイキングで司会を務めた坂上さんの「MC復帰」を望む声だ。
「まだ坂上の方が良かった」
「坂上ロスが加速中」
「坂上さん帰ってきて〜」
宮室氏も「『バイキングMORE』と『ポップUP!』との重要な差も、いうまでもなく、MCの違いです」と坂上さんのMCとしての実力を評価する。
坂上さんといえば「バイキング」での過激な発言が多くの批判を呼んだ。しかし、そもそもは坂上さんの「芸能に対する覚悟と芸人魂」と「MC技術の高さ」が、テレビでの坂上さん人気の理由だったと宮室氏。バイキング放送中の坂上さんに対する批判は一過性のもので、「(現在の)坂上氏再評価の流れは正当」だとした。