連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)が、2022年4月8日で最終回を迎えた。3代目ヒロイン・大月ひなた(川栄李奈さん)から語られた「怒涛のハッピーエンドラッシュ」に反響を呼んでいる。
るい&錠一郎は喫茶店を継ぎ、小夜子が学習塾を作る
俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。
※以下ネタバレを含みます。
最終回では、安子(森山良子さん)・るい(深津さん)・ひなたの3人のヒロインが出演。ともに餡子を炊き、ラジオ英語講座を視聴するという、ヒロインたちがそれぞれ大切に受け継いできたものを楽しむシーンから始まった。
その後、ひなたが英語でほかの登場人物たちの「その後」を語り、るいとその夫の錠一郎(オダギリジョーさん)は原点である岡山の喫茶店「ディッパーマウスブルース」を継ぎマスターに。また、弟の桃太郎(青木柚さん)は祖母・安子の親友の孫に一目惚れし結婚。岡山から京都に戻り回転焼き屋「大月」を継いで、桃太郎は母校の野球部監督に就任。
ひなたの幼馴染である一恵(三浦透子さん)は茶道の先生として大成し、小夜子(新川優愛さん)は嫁ぎ先の荒物屋の手伝いをしつつ、教師だった経験を活かし小さな学習塾を作ったことも明かされた。スター俳優・モモケン(尾上菊之助)と女優の美咲すみれ(安達祐実さん)の40年越しのゴールインというビッグサプライズもあった。
こうしたハッピーエンド続きに、SNSでは「最終回マジ2時間ぐらいやらないと伏線回収し切れないかと思ってたけど、見事なまでの回収ラッシュ!」「ハッピーエンドのラッシュみたいになっててすごい幸せになった?」「ドラマはこのくらいじゃなきゃ。やっぱりハッピーエンドが好きだー」などと反響があがっている。