BL漫画「チェリまほ」原作者、同性婚実現のため映画原作料の一部寄付 関係団体が感謝

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   男性間の恋愛を描いた漫画「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称チェリまほ)の作者・豊田悠さんが2022年4月6日、同作の映画化に伴う原作使用料の一部を、同性婚の実現を目指す団体に寄付したとツイッターで明かした。

   ファンらからは「漫画も作者もほんとに素敵すぎる...」といった反応が寄せられている。

  • 「チェリまほ」映画公式サイトより
    「チェリまほ」映画公式サイトより
  • 豊田悠さんのツイッター(@toyotayou)より
    豊田悠さんのツイッター(@toyotayou)より
  • 「チェリまほ」映画公式サイトより
  • 豊田悠さんのツイッター(@toyotayou)より

「愛し合う人達が望む形で添い遂げられる社会へ」

   同作は、童貞のまま30歳を迎えたことで「触れた人の心が読める」という能力を手に入れた冴えないサラリーマンの安達清と、安達に好意を抱く仕事の出来る同期・黒沢優一の関係を描いたラブコメディだ。

   豊田さんがツイッターで公開した漫画が反響を呼び、18年にウェブ雑誌「ガンガンpixiv」で連載開始。書籍の発行数は累計200万部を突破するなど人気を博す。

   ドラマ化を経て、22年4月8日には映画「チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜」の公開を控えている。安達役を赤楚衛二さん、黒沢役を町田啓太さんが演じる。

   豊田さんは6日、映画化に伴う「原作使用料の一部」を、同性婚を実現するために設立された公益社団法人「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」へ寄付したことをツイッターで明かした。投稿では、

「性別に関係なく、愛し合う人達が望む形で添い遂げられる社会へなりますように
#結婚の自由をすべての人に」

とも伝えている。

   投稿を受けて同団体の公式ツイッターは同日、豊田さんへ「寄付してくださったこと、そして、このようにメッセージを発信してくださったことに感謝申し上げます」などと謝意を述べた。

   ファンからは「漫画も作者もほんとに素敵すぎる...」「BL界隈でこんな風に直接応援してくれるところを見たのは、自分は初めてかもしれない」「こうして表明する作り手側の人がいることがすごく嬉しい」などの声が寄せられている。

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