落合博満氏、06年ドラフト秘話明かす 1位指名は本社命令「普通に考えたら田中だった」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   プロ野球中日の元監督で野球解説者の落合博満氏(68)が2022年4月6日にユーチューブチャンネルを更新し、自身が監督として参加した06年ドラフト会議の秘話を明かした。

   動画は「田中将大投手をドラフトで指名しなかった理由」とのタイトルで公開され、落合氏が06年ドラフトを振り返りつつ楽天・田中将大投手(33)の現状などについて語った。

  • 中日の元監督・落合博満氏(写真:ロイター/アフロ)
    中日の元監督・落合博満氏(写真:ロイター/アフロ)
  • 中日の元監督・落合博満氏(写真:ロイター/アフロ)

「でも鶴の一声ってあるでしょ」

   中日は06年ドラフト会議で高校ナンバーワン・スラッガーと称された愛工大名電(愛知)の堂上直倫(現中日)を1位で指名。巨人、阪神と競合の末、中日が抽選で交渉権を獲得した。

   一方、06年夏の甲子園大会決勝で早実(東京)の斎藤佑樹投手と投げ合い注目を集めた駒大苫小牧(北海道)の田中は、横浜ベイスターズ、楽天、オリックス、日ハムの4球団が1位入札。抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。

   動画の中で番組スタッフから「本当は田中投手が欲しかったですか?」との質問を受けた落合氏は「本心を言うと、あれは本社命令。堂上というのは」と明かし、次のように続けた。発言中、「衝撃の事実」と書かれたテロップが映されていた。

「普通に考えたら田中だったんだ。でも鶴の一声ってあるでしょ。東海3県(出身)で堂上を獲れっていう。そしたらあとは何もできない。それがなければダメ元で田中に行ってる。それだけ突出していたピッチャー」
姉妹サイト