「拒否権」を「殺す権利」にさせないために
ゼレンスキー氏は「国連を解散する準備はできているのか。国際法の時代は終わったと考えているのか」と問いかけ、「もし答えがノーなら、今すぐ行動する必要がある。国連憲章の力を直ちに回復させなければならない」と話し、具体的には「拒否権」を「殺す権利」にさせないために「安全保障理事会に世界のすべての地域から公平な代表が集まる」形での改革を求めた。
演説の最後には、ウクライナ各地で撮影されたとされる動画が流され、真っ黒に焦げた遺体などが映し出された。
一方、ロシアのネベンジシャ大使は、ウクライナ側の演説を「フェイクショー」だとして、従来の立場を繰り返した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)