サッカーの元韓国代表でJリーグ・大宮アルディージャでプレーした李天秀(イ・チョンス)氏が日本のカタールW杯組み合わせ抽選結果に大喜びしたと、2022年4月3日までに複数の韓国メディアが報じた。
「日本はワールドカップに出場しないほうがいい」
複数の韓国メディアの報道によると、李氏は4月2日にユーチューブチャンネルでW杯抽選の模様を実況。動画の中で日本がドイツとスペインと同組(グループE)に入ったことに拍手喝采で大はしゃぎしたという。
韓国メディア「nate」(WEB版)は、日本と韓国がE組に入る確率が高かったが、結局日本がE組に入ったことを李氏が喜び、「日本はワールドカップに出場しないほうがいい」とジョークを飛ばしたと4月2日に伝えた。
一方ポルトガル、ガーナ、ウルグアイと同組(グループH)に入った母国代表に関して李氏は動画の中で独自分析。ポルトガル出身のパウロ・ベント氏(52)が韓国代表の監督を務めていることから「(ポルトガルは)パウロ・ベント監督がよく知っている」と評した。
放送局アナ「スペインとドイツは大変だ」
ウルグアイに関しては「若干、老衰化した感じがある」と指摘し、韓国の抽選結果を相対的に見て「このぐらいならば大当たりだ」と語ったという。
李氏はスペイン、フランスなどのクラブでプレーし、10年から大宮アルディージャに所属。代表では02年日韓W杯、06年ドイツW杯に出場し、02年日韓大会では母国のベスト4に貢献した。
また、ニュースサイト「トップスターニュース」(WEB版)は、抽選の模様を放送した地元放送局MBCのアナウンサーが日本の結果を受けて「おめでとう、日本」と語り、「スペインとドイツは大変だ」と笑顔で伝えたと22年4月2日に報じた。