2022年4月4日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のラストで流れた情報について、視聴者から驚きや困惑の声が上がっている。
番組ラスト、三代目ヒロインの大月ひなた(川栄李奈さん=27)が聞き入る劇中のラジオ番組では、作中で公開されるハリウッド映画「サムライベースボール」の特集として、同映画のキャスティングディレクターを務めるアニー・ヒラカワ(森山良子さん=74)が招かれていたが、ゲスト紹介の際に「アニーさんは1925年、シアトルで生まれた日系アメリカ......」という言葉が流れるシーンがあった。
「ほな安子と違うかぁ」
アニーといえば、3月25日の初登場以来(クレジットなしでは24日も出演)、その言動からたびたび、初代ヒロイン・橘安子(上白石萌音さん=24)の老いた姿ではないかとの見立てが視聴者の間で広がっている「疑惑の人物」。特に、4月1日の放送では、若かりし頃の安子が小豆を炊く際に唱えていた「あんこのおまじない」について、ひなたから解説された際に激しく動揺するなど、視聴者の間ではアニーが安子であるとする説が有力になっていた。
しかし、4月4日の放送では、「1925年にシアトルで生まれた」と取れる音声が劇中のラジオで流れた。一方、安子は1925年に岡山で生まれたとの設定がある。
このため、視聴者からは「アニーさんは1925年シアトルで生まれた日系アメリカ人 ほな安子と違うかぁ」といった声がツイッターに続々。他にも、「それでも私はアニーさん=安子さん説を支持します」といった声や、「アニーさんは1925年にシアトルで生まれた日系アメリカ人...と結婚した、岡山生まれの日本人で日本名は橘安子さんです だったりしないか?」といった考察も上がるなどしている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)