巨人の新守護神・大勢の「不安要素」 能力は球界トップクラスも...懸念される右ヒジの故障歴

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巨人リリーフ陣の救世主に

   ドラフト1位で巨人に入団した大勢だが、関西国際大ではリーグ通算16試合登板で4勝3敗、防御率2.38と目立った成績を残せていない。潜在能力は申し分なかったが、3年時に新型コロナウイルス感染拡大の影響で春季リーグ戦が中止になり、同年秋のリーグ戦も右ヒジの炎症で登板なし。4年春のリーグ戦も右ヒジのコンディション不良でリーグ戦登板は1試合のみと故障との戦いだった。

   昨季守護神を務めたビエイラの状態が上がらず開幕2軍スタートになったため、新守護神の大役を引き寄せた。実力だけではない。この運の強さもスター選手になる上で大事な要素だ。

   大勢が3連投を回避した開幕3戦目の中日戦では、2点リードの9回に投入されたデラロサが救援失敗。延長戦の末に中日に逆転負けを喫した。救援陣が盤石と言えない状況で、大勢にかかる期待は大きくなるばかりだ。(中町顕吾)

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