「これからは全く別の次元の舞台ですよ」
また、闘莉王氏は「僕は白黒はっきりするタイプなので」と前置きし、「正直なところ川島(永嗣)、原口(元気)あたりはもう代表ありがとう。お疲れさんですよ、本当に」との見解を示した。
GK川島に関しては前半の失点シーンを振り返りながら「あそこは川島が出るべきだった。オーガナイズという面でも川島は欠けてた。相手をナメてたところもあるかもしれないが、あそこはちょっと良くないなというふうに思います」と指摘。
一方、MF原口のプレーについては「やっぱりあそこのポジションじゃないなと。どう考えてもあそこでプレー出来るくらいのクオリティーはない」と評し、「あそこをやらせるだけのポテンシャルはない」と続けた。
ベトナム戦の先発メンバーの中で闘莉王氏は、MF久保建英(20)とMF三笘薫(24)のプレーを高く評価した。「前半の三笘と久保の頑張りが非常に似るものがある。全員が悪かったわけではない。久保の仕掛け、どんどん前に行くアグレッシブさは見えたと思う」と語った。
また、後半はメンバーが入れ替わり中盤の連携が良くなったと指摘し「だからこそ勝ってほしかった」と悔しがった。
そしてW杯本番に向けて「これからはまた違う世界ですよ。これからは全く別の次元の舞台ですよ。それは経験した人しか分からない」とし、「世界のトップクラスまで上がらないと思うけどそれに近付こうとすることは出来ると思う。それを求めたい」と語った。
W杯カタール大会は22年11月21日に開幕する。