物語が佳境に入った連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)。2022年3月30日放送では、「ある会話」が重要な伏線かもしれないとして視聴者の間で話題になっている。
「もっと大きい足袋、作れる? アメリカで」
俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。
※以下ネタバレを含みます。
話題になったシーンは、映画「サムライベースボール」を製作するハリウッドのチームが衣装の合わせをする場面。監督のニックが足袋を試着するも「かなりきついです。もっと大きいサイズはありますか?」と合わず、五十嵐文四郎(本郷奏多さん)が「もっと大きい足袋、作れる? アメリカで」とコスチューム担当・デイジーに尋ねる。すると、デイジーは「うーん。これは職人技ね」とできないことを伝える。
この会話に一部視聴者が反応。「足袋」といえば、初代ヒロイン・安子(上白石さん)の義実家である岡山の「雉真繊維」が作り続けている。ツイッターでは「アメリカンサイズの足袋はもちろん雉真繊維に特注ですよね」「おお~、足袋! 雉真繊維の出番か! 岡山に行く?」といった声が相次いだ。
また、安子説が囁かれている日系アメリカ人女性・アニー(森山良子さん)が、ヒロインたちが作り続ける餡子が入った回転焼きを実食。回転焼きを手に持つと、真ん中から2つに割り、まずは餡子の味を確かめる、といった食べ方をしていた。
3月28日放送の放送では、甥から「本当に岡山に行かずに帰っていいの?」とせっつかれていたアニー。今後の展開をめぐり、インターネット上では「アニーさんは、餡子の味で『おいしゅうなれ...』を思い出し、アメリカサイズの足袋を特注するため、岡山の雉真繊維に行く必要がでて、全ての関係が明らかになるのでは?」「残り回数少ないし、大サイズの足袋を作って貰うために義実家の門を叩くか... 餡子の部分だけ先に食べたことで『アニー=安子』確定で良い?」「アメリカ人の足に合う足袋がない、とか、一人大月の餡子を口にするアニーさんとか、わかりやすい展開なのか、それともどんでん返しなのか」などと期待を高める声が多くあがっている。