「当方は一切受けとるつもりはございません」
ツイートに添付された書面では、次のように説明している。
21年12月初旬、「本返却」と書かれた差出人不明の段ボール箱が、資料館の入口の前に放置されていた。資料館はこのような形では受け入れられないとして、江田島警察署に段ボールを拾得物として届けた。
警察署での預かり期限を過ぎたため22年3月11日、資料館は段ボールを引き取った。
「暫くは預かりますが、当館をはじめ地域や来館者の方々に多大なご迷惑をかけていることに対しての反省や、事の重大さの短くかつ身勝手な態度には憤りを感じており、正式に返却手続きを行わない以上、当方は一切受けとるつもりはございません」
資料館は、「心当たりのある方は、連絡先を来館記帳用紙に記入し、備え付けの箱に入れてください。後日此方から連絡致します」と呼びかけた。無断で持ち出された書籍は担当者が自費で購入したものだとして、名乗り出なければ段ボールに入っていたものはすべて処分する予定だとしている。
無断で持ち出された書籍について、戻って来ておりますが、手続きを行った上で返却された訳ではありませんので、暫くは当館で預かる形と致します。 pic.twitter.com/IgLDHxaf51
— 軍艦利根資料館【閉館中】 (@tone_museum) March 29, 2022