1か月前には「旧ソ連の」を使わないように要請
その上で、この原因が「日本における私たち東欧とロシアとの関係に対するfamiliarity(距離感) レベルの低さ」にあるとして、
「『ジョージアの一部がロシアの占領下にある』点を明記」
するように求めた。
日経電子版の記事には「ロシアは現在も軍を駐留している」の直前の文章で「ロシアは2008年、親欧米路線を強めたジョージアに軍事侵攻した」とある。大使館としては、「占領されている」ことを強調する狙いがあるとみられ、ツイートの画像には、ロシアによる占領地域を示す図もついている。
大使館は3月1日にも、ジョージアが「旧ソ連の」という枕詞(まくらことば)で報じられることについて「間違ったイメージ」を与えかねないとして注意喚起。代わりに「南コーカサスの」「東ヨーロッパに位置する」「黒海とカスピ海の間に位置する」といった表現を提案していた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
〈メディア向け〉ロシアによるジョージア占領に関する記述について pic.twitter.com/NqnGnA2lkq
— 在日ジョージア大使館 (@GeorgiainJapan) March 29, 2022