「広告の役割を終え、年度末を機に切替を予定していた」
その内容について、研究者らからも疑問や批判が出て、「犯罪者みたいな表情をしただけで『現行犯逮捕』って」「データを使ってできることとやってよいことは別の話」「ある日突然犯罪者予備軍として捕まる未来が見える」といった意見が寄せられている。
このPRサイトは、ツイッター上などで騒ぎになって、3月28日中に閲覧できなくなった。また、ユーチューブ上の動画も非公開となった。
非公開の理由について、立正大学の広報課は29日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「当該ページは広告としての役割を終え、年度末を機に切替を予定しておりましたが、SNS上のご意見中に、所属学生、教員に言及されているものも出てまいりましたため、繰り上げて対応し、昨日YouTube上で非公開とさせていただきました」
サイトに疑問や批判も出ていることについては、こう回答した。
「ご質問いただきましたものを中心にTwitter等で議論されている内容の一部は確認しております。本学から、一つ一つのご意見に対して、否定・回答などはいたしませんが、いただきましたご意見については今後検証し、本学の広報活動に活かしていきたいと考えております」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)