ウクライナ出身選手「ロシア国旗踏みつけ」投稿が波紋 「挑発した」制裁求める声も...海外メディア

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   ウクライナ出身でトルコ国籍を持つ水泳選手のヴィクトリア・ギュネシュ(23)がインスタグラムにロシアを侮辱するような写真を投稿し、ロシアの水泳選手らの怒りを買っていると、2022年3月28日までに複数の海外メディアが報じた。

  • ヴィクトリア・ギュネシュ選手(写真:AP/アフロ)
    ヴィクトリア・ギュネシュ選手(写真:AP/アフロ)
  • ヴィクトリア・ギュネシュ選手(写真:AP/アフロ)

「ナショナリズムはいかなる形でも受け入れられない」

   複数の海外メディアによると、ギュネシュは床に敷いたロシア国旗を踏みつける写真をインスタグラムのストーリーに投稿。写真の中の人物は靴を履いて国旗を踏みつけており、ギュネシュ本人かどうかは判明していない。

   英メディア「インサイド・ザ・ゲームズ」(WEB版)は、ギュネシュの投稿が批判を受けた後、国際水泳連盟(FINA)がアスリートに「尊厳と敬意を持って行動する」よう呼びかけたと3月28日に伝えた。

   記事ではロシア代表の水泳選手、ウラジスラフ・グリネフとタチアナ・ベロノゴフがインスタグラムのストーリーに「ナショナリズムはいかなる形でも受け入れられない」などとそろって同じメッセージを投稿し、ギュネシュを批判した。

ロシア・カーリング連盟会長は厳罰求めるとの報道も

   フランスの日刊紙「ル・パリジャン」(WEB版)は、ロシア・カーリング連盟のドミトリー・スヴィシェフ会長がギュネシュの投稿に対して不快感を示し、厳しい制裁を求めていると3月28日に伝えた。

   記事によるとスヴィシェフ会長は「国際水泳連盟および他の有能な組織がこの行動に対してアスリートにペナルティーを科すと信じたい。このような挑発は、それらが向けられている国に関係なく、挑発したアスリートが代表する国に関係なく罰せられなければならない」などと語った。

   また同メディアによると、ギュネシュは15歳の時にウクライナを離れトルコに移住。21年夏に開催された東京五輪にトルコ代表として出場し、21年欧州短水路選手権で金メダルを獲得した。

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