好きなあまり「苦しめてしまう場面」に抵抗感
エピソードを受けてハル研の社員は、
「これは冗談でもなんでもなく、本当に開発しているスタッフはみんなカービィが好きで、カービィを苦しめてしまう場面づくりに抵抗があったんですね」
とする。さらに、3Dアクションが苦手なユーザーを意識したフィールド作りによって「倒すべき敵を置いても置いてもうまく隙間が埋められなかった」とも補足した。敵の配置に関しては他の社員も、
「攻撃能力を持っていない時にカービィが囲まれてしまうと、かわいそうなくらいダメージを受けてしまうのが気になってしまって...。そういう部分の調整はかなり難航しました」
と苦労を伝えている。
任天堂の社員は、当初のゲーム性が足りなかった原因について「まさか『かわいそう』という感情にあったとは思いもよりませんでした」と驚きを表した。ハル研の感性を尊重する姿勢を見せつつ、任天堂が想定するユーザー視点とのギャップをすり合わせていったとする。
この話は同日、あるユーザーが紹介したことでツイッターでも拡散されることとなった。投稿は8600件以上のリツイートや2万超の「いいね」を集め、「開発チーム可愛すぎかよ」「微笑ましくていいね」「やさしいせかい」などの反応が寄せられている。