女子プロレスラーのジャガー横田さんと医師の木下博勝さんの長男・大維志くん(15)が、2022年3月23日にYouTubeで公開された動画で、高校受験を改めて振り返った。
「(面接は)猛練習しました。塾でも猛練習した、そして僕も相当指導しました」
2月から高校受験に挑んでいる大維志くんは、インスタグラムやツイッターでその結果をたびたび発信。合格発表後の動画などでは、全部で10校を受験し、9校が不合格、1校が合格という結果だったと明かしていた。
大維志くんが高校受験について語ったのは、23日に一家のYouTubeチャンネルで公開された動画だ。 「JJ(編注:ジャガー・ジュニア、大維志くんのあだ名)壮絶受験History 最終章」として、合格までの道のりについて振り返った。
「圧迫面接を受けた」とする私立高校を不合格となったのち、偏差値的には安全圏だったという私立高校を受験した大維志くん。しかし、その高校も不合格となったという。
父の博勝さんは、面接対策に力を入れていたとした。
「よく『(大維志くんについて)面接で落とされるだろ、お前の性格』と思って色々おっしゃる方いらっしゃいますけど、猛練習しました。塾でも猛練習した、そして僕も相当指導しました。厳しく指導しました」
大維志くんも、「SNSとかで出してる態度ではね、当然(面接には)いけないわけよ。すごい律儀な感じで行きましたから......落とされる理由ないけどね、そんな」と振り返っていた。
「もうこの辺になると、『もう神はいない』って感じだよね」
その後、国数英の3科目で行われる都立高の二次募集を受験することになったという大維志くん。ここは入試の得点に自信があったものの、結果は不合格。博勝さんも流石に肩を落としたと振り返った。
「自信満々なのに落ちるというですね。いやもうこの辺になると、『もう神はいない』って感じだよね」
大維志くんも、「神は存在しない」と同意した。
その後も受験を続けた大維志くん。9校目となる不合格を受け、このときは高校浪人も覚悟したという。
「もうこれで死んだと思った、正直。浪人だなと思った、本当に。捨てる神しかいないなって思った」
しかし、博勝さんらがよく調べた結果、10校目の受験が可能だと言うことがわかったという。博勝さんは、当時の様子を感慨深げに振り返った。
「偏差値60台ですよ。受けられるところあったんですよ。これは本当に、なんて言うのかな......神はいるんだなと本当に思いましたね」
大維志くんは既に諦めかけていたとして、「もう受験せんでもいいわ」といった状況だったという。しかし、受験してみたところ10校目にして見事合格。大維志くんは問題についても「簡単だった」と感じたという。
「ここまでよく頑張ってね、最後の最後、レベルの高い学校に受かってくれた」
博勝さんは、2月から3月にかけて多くの不合格で心を痛めつつも、諦めず挑戦し続けた息子をたたえた。
「親として言うのは、それでもよく折れなかったと思いますよ。もう心折れたらそれで終わりです。よくぞ心折れずにここまで来てくれたって言うのが、本当に僕の素直な感想。そして息子に対する感謝。ちょっと自慢したいです。ここまでよく頑張ってね、最後の最後、レベルの高い学校に受かってくれたと」
志望校のレベルを下げての受験も数回あったものの、結果としては大維志くんに見合った偏差値の高校に進学することができたためよかったとした。大維志くんは、どんでん返しの逆転劇に満足した様子で語った。
「正直俺ちゃんも、前にインスタライブで言ったけど、やっぱこれ神が描いたシナリオだと思うよ。俺ちゃんは正直」
博勝さんは、相次ぐ不合格の理由が全くわからなかったとして「やっぱりジャガー横田の名前が邪魔してるのかなとか、色々変なことも考えました」とジョークを交えて語った。
高校生活での目標について聞かれると、大維志くんは「とりあえず、一回楽しみたいですね。中学校生活はあんまり楽しくなかったので、今回はね、さっぱりしたいです。春雨くらいさっぱりしたいです」と冗談めかして回答していた。