「あれっ...黒? えぇ...」
母校の前に着くと、女性はランドセルの箱を開封した。しかし、中から出てきたのは黒いランドセルだった。
「あれっ...黒? えぇ...嘘でしょう...」
放心状態の女性に、石田さんが「ちょっとした冗談です」と語り「じゃあ、50年間待ち望んでいたランドセルです」と新たな箱を差し出した。
「今度こそ本当ですね...?」と不安そうな女性に、石田さんが「ご入学おめでとうございます!」と声をかけた。念願の赤いランドセルに、女性は
「やった! やっと、やっと...本当だよう、夢まで見たんだよ...」
と涙を浮かべて喜んだ。
石田さんに「今日入学やで、おめでとう!」と言われ記念写真を撮った後は、黒いランドセルを背負った石田さんと並んで下校。ゲームをしながら当時の実家までの道を歩いた。
無事に願いを叶えることができた女性だが、「局長」の松本人志さんはVTRの終了後「よかったよ」と言いつつ「何あの中途半端なイジワル」と苦言を呈した。石田さんは「言うたら僕のための黒いカバンですから」と話していた。
SNSでも、黒いランドセルを最初に渡す演出を不快に感じたとする声が相次いでいる。
「昨日の赤いランドセル回、箱を開けたら黒いランドセルだったというのは冗談としてはちょっと好きになれないんだけど、石田探偵も依頼者と一緒にランドセルを背負ってたのは良かった」
「探偵ナイトスクープ、ランドセルの回の演出(黒いランドセル背負って泣いてる子、赤いランドセルかと思ったら黒いランドセル)あってムカついた 写真撮影させて終わりでええやんけ」
「なぜトラウマがあると言っているのにあのような意地悪をするのか」
「お店で買ってきた念願のランドセルを箱から出したら黒でエッ...ていうドッキリ不快でしかなかったんだけど。当時の悪夢の瞬間の再現じゃんひどすぎる」