今後は表記を改める
宮迫さんはそのほかに寄せられている疑惑にも触れた。店がオーストラリア産牛を和牛と偽って提供している、また等級についてA5ランクではないとする声に関して、
「そのような事実は全くございません。去勢された雄牛であっても、等級はA5ランクでございました」
と否定した。今後の対策として同店においては、「30ヶ月以上肥育」「雌牛のみ」という表現を取りやめるという。
問題が発生した原因のひとつとして本田さんは、「仕入れ担当者に対してお客様に上質なお肉を召し上がっていただくということを最優先するよう指示していた」といい、これによって「守られるべき」基準の徹底が出来ていなかったとする。
宮迫さんは担当者による話を「一番いい、一番美味しく提供できるものを選んだ結果、それが去勢された雄牛だった」としつつ、メニューと提供内容に差異があったことを、
「それは店舗としては間違いなので、申し訳ございません」
と謝罪。これからは「美味しいお肉を召し上がっていただく」という最優先のコンセプトのもと、表記を改めたうえで「一番美味しいものを提供したいです」と意気込んだ。
運営チームでも識別番号のチェックを行うともいい、「信頼を損なうような事態」の再発防止を徹底すると訴える。万が一問題が発生した場合も、公式サイトやSNSで改善策などを報告する意向を示した。
宮迫さんは「今回は本当に、申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪し、頭を下げた。
25日夜時点までに、公式サイトから牛に関するこだわりを伝える文言は削除されている。