開幕投手にルーキー北山はあり? OBが考えるビッグボスの意図

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   プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督は2022年3月25日の開幕戦(ソフトバンク戦、ペイペイドーム)の先発投手に新人の北山亘基を起用することを、23日に自身のツイッターとインスタグラムで発表した。

   北山は昨年のドラフト会議で8位指名を受け入団。日本ハムでは66年ぶりとなる新人の開幕投手起用の狙いを、OBの岩本勉氏が23日公開のYouTube動画で分析している。

  • 開幕直前の新庄剛志監督(2022年3月22日撮影/写真:アフロ)
    開幕直前の新庄剛志監督(2022年3月22日撮影/写真:アフロ)
  • 開幕直前の新庄剛志監督(2022年3月22日撮影/写真:アフロ)

北山はOP戦すべてリリーフ登板

   北山はオープン戦ではすべてリリーフとしての起用で、5試合に登板してすべて1イニングないし2イニング限定の登板だった。これを踏まえて開幕戦の北山もオープナーとして起用されることが予想される。

   23日公開の動画で岩本氏は、まず日本ハムのリリーフ陣への良い影響を推測している。

「開幕戦でマウンドに上がったことによってシーズンのスタートができてるので、リリーフ陣の心も落ち着くんですよ。次の試合からでも北山がブルペンに入ったら全然落ち着きます」

   と話し、また上沢直之、伊藤大海ら先発陣への期待もあると推測した。例に上がったのが、2013年の楽天だ。

開幕を回避し24勝を挙げた田中将大

   2013年シーズンに楽天は3月29日の開幕投手にエースの田中将大ではなく新人の則本昂大を起用し、田中は4月2日のホーム開幕戦で初登板となった。この試合で初勝利を挙げると連勝を続け、シーズン24勝0敗1セーブでチーム日本一の立役者になった。

   この事例を挙げた岩本氏は「先発ピッチャーがいかに心を落ち付かせて平常のシーズンの中でスタートすることができるのかっていう狙いは絶対あるはず」「二桁以上はノルマだぜ、というか勝ってもらえること計算してるからねっていういい意味でのハッパがあると思う」と、新庄監督から主力先発投手陣に奮起を促す意図があるのではないかと推測している。

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