民放各局も照明を落として放送
TBS系では、「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBC)からの引き継ぎで15時50分、「Nスタ」の放送が始まった。メインキャスターの井上貴博アナウンサーがスタジオ後方の照明を切っていると明かすと、スタジオ内では一部セットに取り付けられたライトが点滅し、通常よりも点灯している照明が少ないことをアピールした。
説明が終わると、井上アナがもう1人のメインキャスターであるホラン千秋さんに「でも、明るさは大切ですから、その補填はホランさんにお願いします」と語りかけると、ホランさんが「いえいえ、一緒にみんなで明るく頑張りたいなという風に思います」とほほ笑みながら返した。画面の明るさは「ゴゴスマ」のスタジオより若干弱いと言ったところだった。
また、15時45分放送開始のフジテレビ系「Live News イット!」の冒頭でも、メインキャスターを務める加藤綾子アナがスタジオの照明を弱めていることを説明した。画面上部には「節電のため照明を落として放送しています」とのテロップが表示された。
16時45分から放送のテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」と、15時50分から放送の日本テレビ系「news every.」でも、同様に照明を落としていることを明かした。
これら、異例の放送に対し、視聴者からはツイッターで、
「さっき一瞬見たNスタではスタジオの照明、落としてましたね...」
「そして、イット!もスタジオを暗くしていた......」
「電力逼迫を受けて、everyスタジオが節電モード」
といった声が上がるなどしている。
萩生田経済産業大臣は午後3時から午後8時まで、もう一段の節電を強く要請しました。電力の現状と見通し、そして万が一の停電に対する備えについて、経済部の小田島記者の解説です。
— NHKニュース (@nhk_news) March 22, 2022
※節電のためスタジオの照明を通常より落としています。https://t.co/MEtSFxHX3H#nhk_video pic.twitter.com/2k4j5fA0M2