俳優の早乙女太一さんが、2022年3月22日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)にジャズトランぺッター・トミー北沢役で再登場。以前に口にしたフレーズを再び使ったことが、視聴者の間で感動を呼んでいる。
「相変わらず共鳴し合ってるなぁ」
俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。
※以下ネタバレを含みます。
早乙女さんが演じるトミー北沢は、日本を代表するジャズトランペッター。大阪編で登場した彼は、錠一郎(オダギリジョーさん)のライバル兼親友という役どころ。
21日放送の前話では、同じく大阪編で登場した芸能事務所の社長令嬢・奈々(佐々木希さん)と結婚していたことが判明。さらに今回は、錠一郎がトミーを連れて、妻・るい(深津さん)が待つ自宅に帰って来た。
るいは、錠一郎から音楽活動を再開すること、そしてゆくゆくはトミーのいるバンドで共に演奏したいと思っているという話を聞き、驚きを隠せない。
誰よりも錠一郎の音楽を待ち望んでいたるいにとって、これは願ってもない朗報。喜びのあまり涙を流するいに対し、錠一郎が「ほら」と近くになった台布巾を渡と、るいは、「台布巾やし」とツッコミ。
こうした夫婦漫才のようなやりとりを見たトミーは、「相変わらず共鳴し合ってるなぁ」とあきれたように微笑むのだった。
「トミーは昔も今もほんまええやつ」
「共鳴」という言葉は、第51回の放送でトミーが放ったセリフにも登場した。当時まだ恋人関係だった錠一郎とるいの間に入ろうとする人物に対し、「あの二人は共鳴し合ってんねん。ええセッションは響き合う。出会ったことが運命みたいに、楽器と楽器が音と音が響き合う。求め合う」と制していた。
視聴者からは、トミーの再登場に「たった数分でトミーの全てが、トミーの善さがでたでた!」「トミーこそ相変わらず1番の理解者でホント良かった...」などと歓喜の声が。さらには、トミーが共鳴というワードを使ったことに、
「トミーの口から『共鳴』というワードがきけるのを待っていた私」
「トミーの『相変わらず共鳴し合ってるな...』と言う台詞が胸熱でした るい・ジョー・トミー3人が久しぶりに一緒にいる事が嬉しくてたまらなかったです」
「共鳴するジョーとるいを見守るトミーの優しい姿が印象的。トミーは昔も今もほんまええやつ」
などと反響があがっている。