2022年3月22日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で流れたナレーションに視聴者の注目が集まっている。
この日の放送では俳優の川栄李奈さん(27)演じる三代目ヒロインの大月ひなたが再びラジオ英会話を学び始めるという展開があったが、それに重ねる形でひなたによる英語のナレーションが入ったのだ。
「Everyday, I hear more of my mother's old stories.」
番組後半、二代目ヒロインでひなたの母・大月るい(深津絵里さん=49)が回転焼きに使うあんこを作る手伝いをするひなたの姿が映ると同時に、川栄さんによる英語のナレーションがスタート。「Everyday, I hear more of my mother's old stories.」と流暢な発音で川栄さんがナレーションを始めると、画面下には「毎日ちょっとずつ、お母ちゃんの昔話を聞きます」との日本語訳が表示された。
ひなたが毎朝るいの手伝いをする際にるいから昔話を聞くようになったことが明かされたあと、さらにナレーションが続いた。流れたのは「Then, I listen to the radio to study English.」(それらの手伝いをしてから、ラジオで英語を勉強します)といった、英会話の練習が日課になっていったことを明かす内容だったが、並行して流れていたシーンで、ラジオに向かう川栄さんの口から飛び出していたのは、
「グッドモーニング、サム、キャナイヘルピュー?」(Good morning Sam, Can I help you?)
といった、絵に描いたようなカタコトの英語であり、見事な演じ分けがなされていた。
このため、これらのシーンを見た視聴者からは、
「ひなたの上達した英語のナレーションで、涙が止まらん」
「カムカム、ひなたナレーションになってるのたまたま? ええ感じやん このままひなたナレーションでお願いします」
といったツイートが続々。他にも、
「そもそもひなたもナレーションで英語が流暢になっていたが、あのナレーションは未来のひなたなのか」
といった声も上がるなどしている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)