カムカム父・稔の言葉に視聴者の涙腺崩壊「ずっとるいに伝えたかったんか」 終戦記念日の「奇跡」

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「ジョーさん......私、アメリカに行きたい」

   「どこの国とも自由に行き来できる」といったセリフは出征前の稔が安子に話す形でるいに託した夢であり、その夢が実現した世の中になっていると稔はるいに伝えた。このシーンの後、雉真家のテレビからはサイレンが消え、黙祷が終わる。そして、シーンが神社に切り替わると稔の姿は忽然と消えてしまっていた。

   呆けた顔のるいが隣に立つ錠一郎から名前を呼ばれ、ふと我に返ると、るいは何かを悟ったかのような表情で、

「ジョーさん......私、アメリカに行きたい。お母さんを探しに、アメリカに行きたい」

と決意を明かした。るいの母である安子は幼いるいを捨ててアメリカにわたってしまっており、稔と出会うという「奇跡」を体験したるいが、安子を探す決意を固めたのだった。

   これらのシーンに対しては、

「8月15日の黙祷の間に戻ってきた魂と出会えた奇跡」
「『お前はそんな世界を生きとるよ。』このセリフの言い方がほんっっとに優しくて鳥肌。稔さんはずっとるいに伝えたかったんか」
「とにかく泣いた。稔さんがるいの前に現れたことも、るいがアメリカに行きたいと言ってくれたことも」

といったツイートが続々とあがった。

   この日の放送では、電源がつながっていないラジオから初期のラジオ英会話の音声が聞こえ、それをきっかけに三代目ヒロインのひなた(川栄李奈さん=27)が英会話を学ぶ意欲を再び高めるという白昼夢のシーンも挿入されていたため、

「るいとひなたのそれぞれが見る白昼夢が 終戦記念日のサイレンが鳴ってる瞬間てのがグッときますなぁ」

といった声もあがった。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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