2022年3月17日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に登場した小道具に対し、視聴者の注目が集まっている。
この日の放送では、二代目ヒロインの大月るい(深津絵里さん=49)とその夫の錠一郎(オダギリジョーさん=46)が、物語の序盤である「安子編」で登場した岡山のジャズ喫茶「Dippermouth Blues」と同名の店があることを知り、そこを訪問。すると、その店の主人は「Dippermouth Blues」の主人の息子であることが分かるというシーンが描かれた。そのシーンにはおはぎの包装紙が映る瞬間があったが、それに対し、「包装紙に『たちばな』って書いてある。一体誰のお店なんだろう...」といった声が上がったのだ。
包装紙の中央にあったのは、「たちばな」の文字
俳優の上白石萌音さん(24)が初代ヒロインの橘安子役を務めた「安子編」(岡山編)では、ヒロインの実家である橘家が和菓子屋「たちばな」を営んでいたことが描かれた。店の主力商品はおはぎを始めとする小豆を使った製品だったが、物語の途中で店は戦火の影響で廃業してしまった。
その後、物語は二代目ヒロインの大月るいが登場する大阪編、さらには三代目ヒロインの大月ひなたが登場する京都編に移行していったが、作中では時折、「たちばな」に関する回想シーンが挿入されるなどしてきた。また、3月16日の放送では、るいの前から姿を消した安子が店を再建しようとしていたという情報をるいが耳にするシーンがあり、るいの驚きが描写されていた。
そして、翌17日の放送では、大月夫妻が訪ねた「Dippermouth Blues」で、店の主人の柳沢健一(世良公則さん=66)の父・定一(同じく世良公則さん)の遺影におはぎが供えられるシーンが発生。その際、おはぎはプラスチックのパッケージに包まれたまま供えられていたが、そのパッケージには緑色の包装紙が巻かれており、中央には「たちばな」の文字があったのだ。
このため、当該シーンに対しツイッターでは「おはぎの包装紙がたちばな!!! 一体誰がお店をやってるの!?」「弟子が再建してるの?それともおはぎ少年?」「ただの偶然?それとも安子ちゃんの店?安子ちゃん、岡山にいるの?」と、今後のストーリーに思いを馳せる声が寄せられている。
番組公式ツイッターは放送後、「ねぇ...安子ちゃん、皆がるいちゃんに教えてくれとるんよ。るいちゃんの知らないお母さんのこと...いま...どこで何をしているのかな。。」と意味ありげな投稿をしている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
「お砂糖入れる?」
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) March 17, 2022
見守る健一さんのまなざしが、やさしいですね…
定一さん、るいちゃんとじょういちろう、一緒に戻ってきましたよ。#深津絵里 #オダギリジョー #世良公則 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/NKHammfoGh