お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずるさんが、2022年3月13日放送のラジオ番組「アインシュタイン・山崎紘菜 Heat&Heart!」(文化放送)で、高級寿司店の大将から受けた対応に怒りを露わにした。
「最初はよかったんやけど、大将が割とグイグイくるタイプというか......」
河井さんは新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていたタイミングで、後輩と高級な寿司店を訪れたという。
「あの、飲食店......外食もまあまあ好きでよくするんですけど、後輩と『これもちょっと経験や』と言うことで、ミシュランをとったようなお寿司屋さんに行ったんですよ、二人で」
河井さんが選んだ店は、地下にあるカウンター8席ほどの寿司店で、コースの予約時間に合わせて一斉にメニューの提供が始まるスタイルだったという。
「最初はよかったんやけど、大将が割とグイグイくるタイプというか。それもええねんけど、なんかちょこちょこテレビにも出たりされてるらしくて。俺それ知らんかったんけど。カウンターの端っこに座ってる金持ちっぽいおっさんとよう喋ってんなー、とは思ったんやけど......なんか、寿司出るのおっそいねん」
河井さんは、寿司が出てくるまでのテンポの悪さや大将の振る舞いが気になったという。
「一貫出て、次出てくるまで15分くらいかかんの。おっそいなぁ......(と思った)。遅いし、(大将が客と)なんかよう喋ってるし。まあマスクしてるとはいえ、よ? 対策してるとはいえよ」
「ただでさえ遅いのに、無茶苦茶腹立って」
さらに、大将の申し出にも思うところがあったとした。
「勉強やと思って行ったにせよ、ほんまにイラッとしてんけど。あん肝となんとかを混ぜて、海苔の上にちょこっと酢飯みたいなのを置いて、それをお客さんに手渡しする、みたいな(メニューがあった)。そのまま食べてください、みたいなね。手渡しするときに、(大将が)テレビに出た時の札みたいなの持って、『どうぞ、写真撮ってください』と。『えっ、向こうから言ってくんの?』って」
インスタグラムでよく見かけるような写真を撮影させるため、提供までにかなりの時間がかかったという。
「向こう(大将)が言わんと、こっちが撮る、みたいなパターンはあるけど。俺、カウンターの一番端に居ててん。ほんで順番に撮らしていくねん、一人一人。ただでさえ遅いのに、無茶苦茶腹立って」
対応に疑問を感じていた河井さんが撮影を断ると、なおも大将は撮影を勧めてきたとした。
「俺、一番端やから(撮影の様子を)6人か8人分見せられて。ほんで俺のとこきて。最後の、一番端の二人やったから、俺らが。『写真撮ってください』ってイキった顔で言われて。
意地でも撮ったらんわと思って、『大丈夫っす』って。『えっ? みんな撮ってますよ』って。腹立つ!! 言わへんけど、ほんま腹立って。それをイラッとせえへん方もいらっしゃるんでしょうけど、もう黙って出せや!と思うね」
思い切って訪れた高級店でのまさかの対応に、苛立ちを隠せない様子だった。
「こっちからしたら、清水の舞台からだいぶ飛び降りて......。まあそんなに無理して行ってる俺が悪いんやろうけど、身の丈に合ってない。でも、俺は値段とかよりも『何それ!?』って。誰が喜ぶと思ってんねんと」
「味は、でもおいしかったんですよね?」
パーソナリティの山崎紘菜さんに「味は、でもおいしかったんですよね?」と尋ねられると、「大したことないわ!」とブチギレた。
河井さんは、来店してすぐの大将の言葉にもイラッとしたという。
「何よりめっちゃ腹立ってんけど。(店を訪れると大将が)開口一番、『なんかすいません、ありがとうございます。予約いただいて』。こっちも『こちらこそ、ありがとうございます』って。『ちょっとドタキャンでキャンセルが1組出たんで、すごい助かりました』みたいな。それでもう出だしからなんやねんこいつ、と思ったんやけど。要らんやん、なんのプライド? と思えへん? うちは予約とれません、って。それでむっちゃ腹立ってのそれやから」
河井さんは、その場ではにこやかに乗り切ったものの、もう2度と同店を訪れたくはないとした。
「嫌いやったわ~、ホンマに。もうマジで2度と行かん!」
「もう2度と行かない。ホンマに、マジで。思い出しても腹立つわ。ホンマに腹たつ、お店ではキレられへんからニコニコして......。なっがい、3時間くらいかかった」