国際女性デー記事に「女性蔑視」指摘 「多大なる不快感を与えた」と地域紙が謝罪、記事削除

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「当然是としているわけではないです」

   過去の暴力を告白した部分を中心に、SNSでは「酷すぎる」「稚内にはこういう価値観がまだ残っているんですか」などと物議をかもした。記事はその後削除された。

   稚内プレスは12日、工藤氏名義で「ネット炎上について」と題した記事を配信した。

   文章の一部を切り取られ、「DVを正当化するような記事」「余りに女性蔑視の記事」などと批判が寄せられたといい、記事の趣旨を次のように説明する。

「昔から永々と続く日本社会の家族にあって女性の立場は決して良いものではなく、男性中心と言える家族、社会にあって、このところ漸く女性の社会的地位が上がるにつれ国際女性デーが根付きつつあるも世界の潮流の中では未だ々々後進国であり、その一例として汗顔の至りだが筆者の若かりし頃(30代の頃)の失態を公にした」

   読者の指摘は当たらないとしつつ、「皆様に多大なる不快感を与えたことは陳謝するものです」と謝罪した。

   工藤氏は取材に、読者から30~40件の問い合わせがあったと明かす。自身の過去の言動については「当然是としているわけではないです」と釈明した。

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