2022年3月12日に放送されたクイズ番組「日立 世界ふしぎ発見!」(TBS系)の放送内容に、視聴者から驚きの声が上がっている。
この日の放送で特集されたのは「池袋」。ミステリーハンターを務めた「純烈」の小田井涼平さん(51)が街の魅力を次々と紹介するという放送回だったが、これに対し、「世界ふしぎ発見!見たらアド街みたいになってるやん」といった声が相次いでツイッターに上がったのだ。
ミステリーハンターが池袋を散策
「世界ふしぎ発見!」では日本国内を特集することもあるが、通常は日本国外の遺跡や景勝地を訪ねるのが一般的だ。
放送回を遡ってみると、前週の3月5日の放送こそ徳川家康に関する城を巡るということで長野県の上田城などを特集したが、2月26日の放送のテーマは「パリ 進化し続ける芸術の都」。また、2月19日には「Gifts from Hawaii ハワイからの贈り物」とのタイトルで放送を行っていた。
しかし、3月12日の放送で紹介されたのは「池袋」。ミステリーハンターを務めた「純烈」の小田井さんが街の魅力を次々と紹介していった。
例えば、多くの漫画家を輩出した「ときわ荘」や「サンシャイン水族館」といった名所が続々と放送されたほか、番組冒頭では小田井さんが、
「4年連続住みたい街ナンバー1に選ばれたこの街は、さあ一体どこでしょうか......池袋ー!」
と紹介するシーンもあった。
こうした放送が始まるや、ツイッターには
「TV『今回の世界ふしぎ発見は池袋!』 私(...アド街?)」
「昨日の世界ふしぎ発見のテーマが『池袋』。アド街じゃないです」
「さっき、世界ふしぎ発見!で池袋の特集をしてて、チャンネル間違えてアド街を見てるのかと思った土曜の夜」
といった声が続々と上がったのだ。
テレビ欄の説明もそっくり?と話題に
「出没!アド街ック天国」といえば、テレビ東京系で放送される街角情報を紹介する番組で、世界ふしぎ発見からすれば裏番組にあたる。それもあって、新聞各紙のテレビ欄の説明にも注目が集まった。
両番組の放送内容について、12日の読売新聞朝刊(東京本社版)で確認してみると、
「世界ふしぎ発見! 進化する都市『池袋』手塚治虫が愛した究極ラーメン▽潜入!乱歩秘密の蔵▽謎アート団」
「出没!アド街ック天国『一生住みたい理想郷南大沢』大充実の駅前51の公演&桜の名所商店街復活奇跡のパン仏流BBQ」
との表記が。関東版ではTBSのチャンネルが6であるのに対し、テレビ東京のチャンネルは7であるため、これらの説明が隣り合わせで書かれていたのだ。
このため、こうしたテレビ欄を写した写真を投稿しつつ、
「いつの間にか世界ふしぎ発見とアド街ック天国の見分けがつかなくなってる」
などと呟くツイッターユーザーも出ていた。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)