ネットでのきっぷ購入もハードルが高い
新幹線などのきっぷはインターネットでも購入できます。しかし、JR東日本が運営する「えきねっと」や東海道・山陽新幹線の「スマートEX」といったウェブサービスからの購入も難しいと感じる人がいるようです。
鉄道は航空機やバスなどほかの公共交通機関と比べて座席やきっぷの種類が多いこともあり、サイトのUIや購入フローがどうしても複雑に。インターネット歴が長いというユーザーでも「挫折した」という話が注目されたこともありました。
また、JRできっぷを買う際の最後の砦と言えるのが有人窓口「みどりの窓口」。駅員さんと対面でやりとりしながらきっぷを購入できますが、人件費カットや駅窓口のサービス縮小に伴い、25年までに全体の7割程度を閉鎖する方針が発表されています。
実際に「みどりの窓口」が閉鎖した新潟県の越後湯沢駅で自動券売機に多くの人が並んでいる様子がツイートされ、大きな注目を集めていました。こういった状況で券売機の操作につまずく人が多いと、混乱が発生することもあるんですね。