ファンの関心は「所属メンバーたちの今後」へ移行か
さらに、大島氏はラストアイドルがデビューから決して短くない時間がたっていることも指摘する。
「活動終了の理由は、言葉にしやすい明確なものがあるわけではなく、その結果『コロナ禍で思うような活動ができず』という漠然とした、かつ無難な表現になったのだと思います。また、ラストアイドルはデビューが2017年12月ですから、始まってすでに4年が経過しています。『これ以上の上がり目がどうにも見いだせない』という状況の中、コロナが『ちょうど良い見切り材料』になったということではないでしょうか」
最後に、大島氏はラストアイドルのファンの心境を推察した。
「今後、ファンの関心は所属メンバーたちの今後がどうなるかに移っていくのではないでしょうか。考えられる可能性の中で劇的なものとしては、『メンバーが地下アイドルに移籍し、そこでセンターを務める』といったこともあり得るのではないでしょうか。グループの中で実力がありながら埋もれてしまっているメンバーであれば、ラストアイドルのバックボーンを背負ったまま、『元ラストアイドルの○○が○○という地下アイドルグループでデビュー!』『新規加入でいきなりセンター!』といったキャッチーなことが起こるかもしれません」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)