「このままではBクラスもあり得る」 若手が伸び悩み...巨人打線「ベテラン頼り」の苦しい現実

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「オープン戦だからと軽視できる状況ではありません」

   吉川尚輝も物足りない。二塁での守備範囲は「広島の菊池涼介より広い」と評されるほどだが、遊撃でテストされた5日の日本ハム戦(札幌ドーム)は平凡な遊ゴロを一塁に悪送球。打撃でも打率.160と元気がない。

   身体能力の高さはチーム屈指で本来はチームを引っ張らなければいけない立場だけに、首脳陣も歯がゆいだろう。

   スポーツ紙デスクは「このままではV奪回どころかBクラスもあり得る」と分析する。

「坂本勇人、丸佳浩は30代に入り、全盛期に比べて動きのキレは落ちている。本来なら若手が中心に代わらなければいけないのに、生え抜きの野手で他球団のレギュラーを上回るのは岡本ぐらいしか見当たらない。松原、吉川、正捕手候補の大城卓三は殻を破ってもらわないと困る選手たちです。現状だと打線につながりがなく、相手に与える恐怖感もない。オープン戦だからと軽視できる状況ではありません」

開幕までに修正できるだろうか。「ヤングG」たちの奮起を期待したい。(中町顕吾)

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