「マツケンサンバ」を歌って踊る...謎のロボが注目の的に なぜ開発?メーカーに聞いた

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「多くの人に笑顔になってもらえればと言う想いです」

   ビッグクラッピーは、集客、広告などの用途で販売されている。人感センサーが備わっているため、人が近づくと様々な言葉で声がけをし、歌ったりパフォーマンスを披露したりする。スマートフォン向けアプリで好きなセリフを発話させることも可能だ。

   2018年12月には、大阪高島屋の店頭に飾られクリスマスソングを披露した。このほか様々なお店の呼び込みや盛り上げ役として活躍しているという。誕生日会や飲み会などで盛り上げるモードも搭載されている。

   高橋さんは、国際ロボット展に出展した動機をこう述べる。

「2017年に知人のブースに出展したことろまずまずの反響が得られたので、今回3体連動+フリフリと回転する新機能を搭載し派手にパフォーマンスして目立とうと思ったのが狙いです」

   これまで展示する際には、「幸せなら手をたたこう」など拍手と相性が良くポジティブな楽曲を選んできたという。今回は拍手や新機能のフリフリ回転と相性が良く「とにかく盛り上がる曲」として、「マツケンサンバ」を選んだ。高橋さんは「多くの人に笑顔になってもらえれば」と願う。

   業務用ロボットであるため、ツイッターで話題になったことで、売り上げが激変することはないという。しかし同社への問い合わせは増え、小型のおもちゃ「パチパチクラッピー」が売れた。

   ビッグクラッピーの販売参考小売価格は50万円。公式サイトで購入、レンタルもできる。

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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