東京都水道局は2022年3月10日、水道局を騙るメールの相談が相次いでいるとして注意喚起した。
メールには「24時間以内に未払の料金を支払わなければ給水を停止する」といった内容が記されているという。局は「給水停止のお知らせ」をメールで送付することはないと伝えた。
公式騙る詐欺メールに注意
東京都水道局は10日にツイッターで、"詐欺メール"に関する問い合わせが相次いでいることを報告した。次のように注意喚起している。
「東京都水道局では、給水停止のお知らせをメールでお送りすることはありません。メールを開かないようにお願いします」
メールを開いてしまったとしても、本文中のURLは「絶対に開かないようにしてください」と訴えた。加えてクレジットカード情報などの個人情報を入力しないよう伝えている。
投稿の添付写真では詐欺メールの具体例も紹介している。
メールには「【至急】給水停止などの予告」と書かれ、利用者に未払料金があるとして24時間以内の支払いを命じている。
また「お支払い確認できない場合、やむを得ず給水の停止や支払監促の申立て等の措置を講ずることになります」のような文面が確認できる。
なお東京都水道局は7日にも、フィッシング詐欺が疑われる不審メールについてツイッターで注意喚起している。メールの内容は、局を騙ってウェブサービス「東京水道マイネット」の会員に水道料金の割引を誘いかけるというもの。
東京都水道局はこのような内容のメールを送ることはないとしている。