オープン戦は打率.385と絶好調
「中田翔は大阪桐蔭(高校)時代のバッティング見てもそんなにメジャーっぽくないんだけれども、だんだん体を大きくしてくるとみんなメジャーな空気が出てくるわけよ」とし、「メジャーのモノマネはだいたい上半身になるわけ」と語り、上半身を左右に何度も揺らしながら打席に立つ仕草をみせた。
そして「(中田)翔の魅力はいかに下(下半身)の力だけで振れるかという。もともとのいい時は上(上半身)を忘れてる時なわけ」と分析した。
大久保氏は現在も中田の上半身に「メジャーが入っている」とし、「下半身だけメジャースタイルで上半身なしにして。(そうすれば)40本の100打点は絶対打つと思う」と明言した。
巨人移籍2年目の今季は、打撃不振に陥った昨季の反省から体重を約20キロ増量して春季キャンプに臨み好調をキープ。オープン戦では3月8日までに5試合に出場し打率.385、1本塁打、3打点と復活の兆しを見せている。
大久保氏は「中田翔の復活は上半身がメジャーリーグにならなければ復活します。ということは復活する可能性はほぼ100%です」と期待を込め締めくくった。