北京五輪スキー3冠のロシア選手、物議の「ソ連投稿」を削除 ノルウェー連盟も非難「非常に不適切」

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体操界では「Z」マークが波紋

   ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、体操界では5日に行われた種目別W杯に出場したイワン・クリアク(ロシア)が「Z」マーク入りのユニフォームを着用したことに批判が集まった。

   クリアクは男子平行棒で銅メダルを獲得し、表彰式に胸の部分に「Z」のマークが入ったユニフォーム姿で登場。表彰式では優勝したウクライナのイリア・コフトゥンと並んでメダルを授与した。

   「Z」マークはロシアでは勝利を意味するとされ、ウクライナを侵攻するロシア軍の戦車や軍用車の側面に描かれているため政治的なメッセージが込められている可能性があるとして非難が相次いだ。

   国際体操連盟(FIG)はクリアクの行為を「衝撃的な行動」と指摘し、3月6日に公式サイトでクリアクの懲戒手続きを開始するよう体操倫理財団に求めることを発表した。

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