ロシアによるウクライナ侵攻の影響はここにも――。
関東に約90店舗を展開する回転ずしチェーン「すし銚子丸」は2022年3月8日、人気商品「オーロラサーモン」の販売休止を発表した。
4日到着分から仕入れ不可
発表によれば、海水温低下による成長不足に加え、世界情勢の混乱が物流にも波及し、入荷のめどが立たないという。
すし銚子丸の運営会社は9日、J-CASTニュースの取材に、欧州各国に対するロシアの飛行禁止措置が影響していると明かす。
ウクライナ侵攻を進めるロシアは2月28日、欧州連合(EU)など36か国にロシア領空の飛行を禁止すると発表している。
オーロラサーモンはノルウェーから仕入れている。貿易会社からは、3月3日に空輸が中止となり、4日到着分から仕入れができなくなったと説明を受けたという。
すし銚子丸では、オーロラサーモンは中トロに次ぐ2番目に人気の商品。運営会社は「お客様のご期待に添えず、心よりお詫び申し上げます」とし、入荷の準備が整い次第、販売再開の案内をするとしている。
なお、長崎を中心に展開する回転寿司チェーン「若竹丸」も、3月8日納品分から欠品すると発表している。
10/1まで‼️
— すし銚子丸 (@choushimaru_fan) September 29, 2017
大好評の期間限定サーモン
みなさまのご来店を心よりお待ちしております#銚子丸 #オーロラサーモン pic.twitter.com/wR0PziMoGs