「人々はスポーツと政治を切り離せと叫んできたのに...」
サッカー界ではロシア代表主将FWアルテム・ジューバ選手がインスタグラムを通じてウクライナへの軍事侵攻を巡り自国に向けられた誹謗中傷などについて持論を展開した。
ウクライナ人の父とロシア人の母を持つジューバ選手は3日に更新したインスタグラムで「私は国籍に基づく差別に反対しています。私はロシア人であることを恥じていません。ロシア人であることを誇りに思っています。そして、なぜアスリートが今苦しむべきなのか理解できません」とのコメントを投稿。
そして「私はダブルスタンダードに反対しています」とし、「人々はスポーツと政治を切り離せと叫んできたのに、ロシアに関してこの原則が完全に忘れられるのはなぜですか?」と訴えた。
また、フィギュアスケート五輪金メダリストの「皇帝」エフゲニー・プルシェンコ氏は7日までにインスタグラムを更新し、ロシア語で「私はロシア人であることを誇りに思う」とし、「ロシア人よ、顔を上げて前に進もう、恥ずかしがらずに、ロシア人であることに誇りを持ってください」などのコメントを投稿した。