「安心・安全に対するニーズに応えたい」
一方、ヤマトさんの投稿した写真には、イナバ物置とはいえ「雪下ろし」が必要ではないかと心配する声も寄せられた。
屋根に影響する積雪の荷重は建築基準法に定められているため、同社広報は、降雪量に合わせて「設置するエリアに合ったタイプ」を選ぶように伝えている。なおイナバ物置の豪雪地型であれば、高さの目安の一例として150cm以下の積雪まで耐えうる、とされる。
そのうえで同社は雪下ろしについて「早めに」、そして「物置の周りの雪」も取り除くよう案内しているという。広報は、
「ただし、安全が最優先ですので、除雪のタイミングや頻度については、周囲の状況や天候状態を踏まえて判断していただければと思います」
とも伝えた。物置の設置場所については「母屋の屋根から直接まとまった雪や雨が落ちてくる場所への設置は避けてください」した。
今回の投稿が反響を呼んだことを受け、広報は次のように伝えた。
「近年は大雪に限らず、台風、大雨などの異常気象が続いているほか、地震などの災害にも備えなければなりません。当社がこれまで培ってきた『丈夫で使いやすい』製品づくりを通して、これからもお客様の『安心・安全』に対するニーズに応えてまいりたいと考えております」