2022年3月4日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、歌人・俵万智さんの著書「サラダ記念日」が登場。俵さん本人も自身のツイッターで反応し、話題を呼んでいる(※以下ネタバレを含みます)。
片思いの相手からおすすめされた本「サラダ記念日」
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。
ひなた(川栄さん)の弟・桃太郎(青木柚さん)は、ひなたの同級生・小夜子(新川優愛さん)に人知れず恋心を抱いている。
そんなある日、桃太郎が「僕、国語が苦手で...。なんか面白うて、わかりやすい本あらへんかなと思て」と小夜子におすすめの本を尋ねる。すると小夜子は、「これやったら国語が苦手でも読みやすいと思う」と「サラダ記念日」を渡す。「短歌はたった三十一文字の文学え」と語る小夜子の姿は、桃太郎にはまぶしく見えるようだ。
その後、桃太郎は早速本を開き、「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」とうたを読み上げ、「『この本を読んで』と君が言ったから四月二十日は、さ、さ、小夜子記念日!」と舞い上がるのだった。
このシーンを俵さん本人も視聴していたようで、ツイッターに「火曜日と昨日『清原が見てないかな!』と思ったみなさん、今朝、俵万智は見ておりました」と号泣する顔文字とともにその感動を投稿。先日、当時「PL学園」野球部に在籍していた清原和博さんの名前があがったことと絡めて言及した。
版元の河出書房新社も「片思いしている先生に俵万智『サラダ記念日』もらったら、テンション爆上がるよね...!」と反応した。
こうした流れに、インターネット上でも「サラダ記念日が出てきた瞬間、テレビ見ながら拍手してしまいました~」「俵万智先生が見てくれていたなんて 感激です!」などと反響を呼んでいる。
高校生になった桃ちゃんは、先生になった小夜ちゃんに相変わらず夢中でしたね??
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) March 4, 2022
「両思い記念日」、くるのでしょうか。。#新川優愛 #青木柚 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/C2PvSKz9p0