集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+」で連載中の「タコピーの原罪」が大きな反響を呼んでいる。
同作は、地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人「タコピー」と地球の子供たちとの交流を描いたヒューマンドラマ。複雑な家庭環境や学校でのいじめに苛まれる子供たちに対し、「タコピー」は無垢で楽観的。子どもたちを笑顔にするために「ハッピー道具」を持ち出すも、事態は泥沼化していく。
その救いのない展開が話題を呼び、SNSで考察などが盛り上がる一方で、一部のファンの間では「タコピー」という呼び方についても素朴な疑問が広がっている。
「布教したいけどタコピーの発音が分からなくて出来てない」
「タコピーの原罪」は、タイザン5(ふぁいぶ)さんによる短期連載だ。2021年12月20日から毎週金曜日に更新されており、閲覧数は22年2月28日現在までに3879万ページビューを超える。単行本は上巻が22年3月4日、下巻が4月4日に発売される予定だ。
物語は、地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人が、笑わない少女・しずかちゃんと出会ったところからはじまる。ハッピー星人は自らを「んうえいぬkf」と名乗るが、呼びづらいと感じたしずかちゃんは、「タコピー」と呼ぶことにした。地球最大のタコ「ミズタコ」に似ているという。
ファンの間で注目を集めているのが、「タコピー」のアクセントだ。ツイッターには、次のような声が出ている。
「タコピー布教したいけどタコピーの発音が分からなくて出来てない」
「そういえばタコピーってどういう発音なんだろ 柿ピー?山P?」
「タコピーの発音ずっと『柿ピー』と同じだと思ってるけど確証が持てなくて恥ずかしいからあのタコが?って言ってる」
アイドル・山下智久さんの愛称「山P(ピー)」や「タクシー」のように、「ピー」で下がるのだろうか。それともマヨネーズ好きを指す「マヨラー」や、お菓子の「柿ピー」のように、ピーの部分が上がるような発音なのか。
J-CASTニュース編集部の取材に対し、集英社は2022年2月28日、「『山P』に近い、『タコピーの原罪』です」と回答。記者との電話でも、広報担当者は「ピー」の部分で下がるように発音していた。
『タコピーの原罪』上巻
— タイザン5 (@taizan_5) February 26, 2022
見本をいただきました!
来週3月4日(金)発売予定です。
書き下ろしもあります!
何卒よろしくお願い申し上げます…! pic.twitter.com/XcRSekxCf1