プロ野球日ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(50)が2022年3月3日にユーチューブチャンネルを更新し、2日に行われた日ハム対ヤクルトのオープン戦を分析した。
日ハムは札幌ドームでヤクルトと対戦し1-0で完封勝利を収めた。打線は6回まで無安打に抑えられていたが、7回に2死3塁の場面で5番・佐藤龍世内野手(25)がライト前にタイムリー2塁打を放ち先制。これが決勝点となった。
「次の1点をどうやってもぎ取るのか」
この日はヤクルト打線に8安打を許しながらも先発・加藤貴之投手(29)、伊藤大海投手(24)、吉田輝星投手(21)のリレーで完封。一方の打線は1安打ながらチャンスを確実にものにして勝利をつかんだ。
1点差ゲームを制したチームに対して岩本氏は「キャンプの時から取り組んでいた次の1点をどうやってもぎ取るのか。次の1点をどうやって与えないのか。すごく細かい部分ですが進塁を1つ許さないと。こっちは先のリードをちょっとでも奪うとか。そういう野球が今日、1-0のロースコアの中にも反映されていた」と評価した。
なかでも岩本氏が高く評価したのが4回の守備だ。
4回無死1、2塁でヤクルト中村悠平捕手(31)が1塁方面へ送りバントを試みた。これを処理した1塁手・渡邉諒(26)が3塁へ送球しフォースアウト。俊敏なプレーでピンチ拡大を防いだ。