「名代富士そば」正しい読み方にネット衝撃 「めいだいではありません...」広報明かす命名秘話

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正しい読み方に社内も驚き

   取材に応じたダイタンフード(東京都渋谷区)の広報は2日、店名の読み方は度々話題になっているとして、今回の大きな反響に「何が起きたのか?」と社の関係者らが驚きを示していると答えた。

   「名代富士そば」という店名には「富士山の様に立派で有名な立ち食いそば店にしたい」という思いが込められているという。

   広報担当者は創業者の丹道夫会長から約20年前の「店長会議」で伝えられたそうで、

「その際に『なだい』と読むことを知ったのですが、読み方を知っている社員は一人もいませんでした」

と明かす。「一同が驚いていたことを覚えております」と当時を振り返った。

   「名代」という言葉は読み方によって大きく意味が異なる。広辞苑(第7版)によると「なだい」は名高いこと、「みょうだい」は人の代わりに立つこと、「なしろ」は大和政権化の皇室の私有民などとされている。「めいだい」という読み方での項目はない。

   なお、今回の投稿は同日に実施した公式ツイッターのリニューアルに際して「軽めのご挨拶」といった心づもりでいたともいい、次のように述べた。

「リニューアル初日にあるあるネタが大反響になれるとは、『名代富士そば』は本当に運が良い、幸運なブランドだと感じています」
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