「フィクションかつ風刺を意図した作品です」
しかし、The Fauxryのサイト上には「本サイトのコンテンツは純粋に娯楽を目的としたものであり、読者はThe Fauxyの記事が本物であり真実であると混同しないようご注意ください」「示唆に富むコメディとインパクトのあるストーリーテリングを通じて、現代の若者にとって通常タブー視されるテーマについて会話を始めることを目的としています」(原文は英語)と書かれている。
The Fauxryの創設者は2日、J-CASTニュースの取材に、当該記事は「フィクションで風刺を意図した作品です」とメールで答えた。対外債務が膨らむパキスタン財政を嘲笑する狙いだったという。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によれば、パキスタンの対外債務残高は19年度が1063億1200万ドル、20年度は1130万1300億ドル、21年度は1221億9900万ドルと増加の一途をたどる。
創設者によれば、サイト上で注意書きをしているものの「私たちは何度も大手メディアから真実のニュースとして取り上げられてきました」と明かした。