ウクライナ侵攻で利用可能性報道のアンカレッジ空港とは 露領空飛行禁止で浮上、冷戦期の寄港地

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北米へのLCCも

   欧州情勢とは別に、アンカレッジ空港は東アジアから北米への経由地にもなりうる。アンカレッジを拠点とするLCCのノーザンパシフィック航空が2021年に発足し、アンカレッジ空港をハブに日本・韓国から北米への路線を22年に就航させる計画であるためだ。

   就航都市は東京(成田)・大阪(関西)・名古屋(中部)と韓国ソウル(仁川)、米国内ではニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルス・ラスベガス・オーランドを候補地とし、22年の第2・第3四半期にあたる7~12月の就航を目指している。米国への入国審査をアンカレッジで済ませることができるのもメリットだ。

   ブルームバーグビジネスウィークのWEB版報道(2月4日配信)によれば、ノーザンパシフィックの運賃は直行便に対して10~20%ほど安価な価格を検討している。

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