イラストなどを描く電子機器・ペンタブレットを製造するワコム（埼玉県加須市）は2022年3月1日、パートナー企業がサイバー攻撃を受けている影響で、オンラインストアのサービスを一時停止していると発表した。
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ペンタブレット大手ワコムがサイバー攻撃の影響でオンラインストアを一時停止（ワコム公式サイトより） -
ワコムストアに掲載されたお知らせ
世界トップシェア誇る
ワコムは世界トップシェアのペンタブレットメーカー。プロのイラストレーターや漫画家、アマチュアまで幅広いユーザー層を持つ。
3月1日18時30分時点で、公式オンラインストア「ワコムストア」のページを開くと「【重要なお知らせ】物流システムトラブルにおけるサービス停止について」と題したお知らせが表示され、商品の購入ができない状況だ。
お知らせによると、同社の物流業務を担うパートナー企業がサイバー攻撃を受けている影響で、一時的にサービスを停止。復旧に向け対応しているものの「今しばらくお時間をいただく予定」だとした。製品購入希望者には「ワコム製品は各量販店でもご購入いただくことができます。お急ぎの場合など、ご検討いただけますと幸いです」と呼びかけた。今回のシステムトラブルで個人情報等の流出はないという。
1日にはトヨタ自動車（愛知県豊田市）が、仕入れ先のサイバー攻撃の影響により、全国にある工場の稼働を停止した。2日から稼働を再開する。