「党の存亡がかかっているという危機感を持って戦わざるを得ない」
党大会後の記者会見で、国民民主が候補者調整の対象に含まれるかを問われた泉氏は
「現在、微妙な状況ではないかなと思う。基本的には含まれているという風に考えている」
として、現時点では「野党候補」として調整の余地があるとの見方を示した。
「なんで早めに見捨てないというか、見放さないのか」
という記者の声には、次のように応じた。
「我々の考え方に賛同する部分があるのかないのかということを各政党に問うていった時に、もしかしたら賛同する政党として今の国民民主党というものも、何か可能性があるのかもしれない」
共産党との協議の行方については
「相手のあることなので、相手とよく話し合わなければならないと思うので、候補者調整に向けて全力を尽くしていきたい」
と述べるにとどめた。
幹部からは厳しい現状認識も示された。水岡俊一参院会長は閉会のあいさつで、立憲の前身にあたる民進党が16年参院選で改選議席の47議席から32議席へと後退したことに言及し、
「6年前以上の危機感を持って、党の存亡がかかっているという危機感を持って戦わざるを得ない」
と発言。
「党の存亡をかけ日本の民主主義を守る戦いを皆さんで頑張りましょう!」
と声をあげた。