歌手の浜崎あゆみさん(43)が2022年2月21日にインスタグラムで公開したチョコレートの写真に対し、「幼児や乳児に出すお菓子じゃない」といった声がネット上で上がっている。J-CASTニュース編集部は管理栄養士に取材し、チョコレートを食べるなら何歳以上が推奨されるかについて見解を聞いた。
「ん?下の子まだ0歳じゃないの?」
この日、浜崎さんは写真3枚を投稿。「子供にもペットにもフレンドリーすぎる、大大大好きな東京ど真ん中のオアシス」として、ホテルの一室で撮影したと説明した。「おチビ2人は可愛いチョコキャンデーカップに夢中っ」と、自身の子供2人と宿泊しているようだ。
子供用の菓子を写した写真もあり、動物の形をしたホワイトチョコになっている。この写真がネットニュースで報じられると、「1歳に満たない子にチョコって...」といった声も上がった。
というのも、浜崎さんといえば2019年11月に第1子を出産し、2021年5月には第2子の出産を発表している。今回の投稿時点で子供はそれぞれ2歳と0歳と考えられ、
「あの、一歳にもなってない子にチョコは普通与えないですよ。あげるなら、ベビー用のお菓子でしょう」
「ん?下の子まだ0歳じゃないの? 5月に発表とあるけど5月に産んだ訳じゃなくてもっと早かったのか? にしてもこんなもの食べられる月齢じゃないような?」
「下の子はまだ0才だよね。。? 離乳食完了期とは言え、こんな固いお菓子は無理だと思うけど。。まあ食べたとは書いてないし、家庭それぞれに方針はあると思うけど、なんかね」
といった指摘も出ている。
問題となるのは年齢ではなく、「甘すぎるという点」
管理栄養士の川口由美子氏は取材に対し、浜崎さんがアップした菓子がチョコレートではなくカカオパウダーを少量加えたチョコレート風味の菓子の可能性もあるとしつつ、写真を見る限り「そこまで問題があるものなのかは分かりません」とする。乳幼児に与えるとするなら、「少しだけカカオパウダーなどを入れたチョコ風味蒸しパンなどであれば大きな問題はないかと思います」と説明した。
川口氏によると「チョコレートは何歳から食べて良いのか」について明確な基準はないという。「問題となるのは甘すぎるという点です」とし、理由として、乳幼児が甘さの強い食物を大量に、もしくは高頻度に摂取してしまうと、甘いものに依存してしまう可能性があると指摘。歯磨きを怠れば虫歯の可能性もあると説明した。
その上で川口氏は、チョコレートについて「何歳であっても少量が望ましい」「あまり頻度は高くないほうが良い」と見解を寄せた。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)