アイドル生活「10年の集大成」 HKT卒業の田島芽瑠が「オンライン演劇」にかける思い【インタビュー】

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PC操作しながらの演技は「超忙しいんです、本当に...!」

―― 2月8日のツイートでは、「なんとパソコン3台使います パソコン3台を自分で動かしながら芝居をする...。あと手が2本欲しい笑」とありました。これもオンライン演劇ならではです。

田島: あすながすごくメインの、あるシーンの稽古をしている中で、「この角度で、このシーン見れてたら面白いよな」という一言で、パソコンが2台追加されました。

―― パソコン2台=カメラが2台追加された、ということですね。

田島: そうです。1台だと、この(正面を向いた)画角だけでお届けする形になりますが、例えば横向きとか、下とか上とかあったら面白いじゃないですか。そういう画角を作りたくて、パソコンが家に3台ありますね。

―― そうなると、1台ごとにミュートなどの操作をしないといけないと...。

田島: バーチャル背景の操作も大変です。私は初めてお芝居をしながらバーチャル背景を使うので、それも覚えないといけません。バーチャル背景をオフにするの忘れて次のシーンに出ちゃって「あっ、やばい!」となることが結構あります。まだ慣れていなくて難しいです。

―― そこは失敗しないように、ファンの皆さんもハラハラしながら見守ることになりそうですね。

田島: そう、見ててほしいです。超忙しいんです、本当に...!
「私たちに明日はある」にはHKT48のメンバーが3人出演する。右が主演の田島さん、左が村上和叶(わかな)さん
「私たちに明日はある」にはHKT48のメンバーが3人出演する。右が主演の田島さん、左が村上和叶(わかな)さん

―― この作品には、HKT48の後輩メンバーも2人出演します。特に村上和叶(わかな)さん(18)は「劇はじ」にも出演し、田島さんは演出担当でした。

田島: 「劇はじ」で「和叶ってこういうお芝居の仕方をするんだ、面白いな」と思っていて、演技という面で注目してるメンバーだったので、今回一緒に作品を作れるのはすごく楽しみです。最初と比べると、すごく成長して、彼女のおかげで成功したと言ってもいいほどです。それから1年経って、今回はどんなお芝居をするんだろうってワクワクしています。

―― 村上さんは前編に登場します。

田島: 二人でバトルをするシーンがあります。大事なシーンだからこそ、どちらかが気を抜いてしまったり、緩んでしまうと「パズルがはまらない」し、いいシーンにはなりません。そこが本当に和叶で良かったと思います。和叶が演じる「ネネちゃん」は、前編の中で一番問題を抱えているというか、闇が深いというか、すごく深い部分の感情を出さなければいけない役です。難しい役に向き合いながら演じている和叶を見て、すごく頼もしいと思っています。

―― 山内祐奈さん(22)は、後編に出演します。直接の絡みはあるんですか。

田島: あります。祐奈とは初めてお芝居しますが、初めての稽古のときから結構成長していると感じます。志保ちゃんという役を演じますが、祐奈が志保と向き合って成長しているのを画面越しに肌で感じます。昨日、一緒のシーンを稽古したときも、「祐奈がどんどん志保になっている」と感じたので「私も負けずに頑張らないと」と思います。祐奈自身もそこまでお芝居をたくさん経験してるわけではありませんが、祐奈らしい少し落ち着きのあるお芝居をするので、成長がとても楽しみです。
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